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新日本出版社

商品詳細

時代ときりむすぶ百合子文学の新しい読み方

ISBN978-4-406-03108-0 C0095

いまに生きる宮本百合子

いまに生きる宮本百合子

定価2,052円(本体1,900円)

2004年9月18日

四六判上製 192P

戦前・戦後を通じて反戦・平和を掲げ、人間らしく生きることを求めつづけた作家宮本百合子。新しい時代の課題にこたえる作品の生命力、作家の生き方を第一線の研究者、作家から若手評論家ら6人が読み解く。新版全集完結記念の公開講座を一冊にまとめ、読めば思わず百合子の作品が読みたくなる絶好の入門書

[目次]

  • まえがき
  • 人間らしく生きる―「貧しき人々の群」の出発  伊豆利彦
    • 一  習作「農村」と「貧しき人々の群」
    • 二  矛盾に目を向ける「私」
    • 三  悩みながら自己批評へ
    • 四  「序にかえて」
    • 五  失敗によって前進する姿
  • 「伸子」の情熱と知性  澤田章子
    • 一  日本近代文学における「伸子」の位置
    • 二  百合子にとっての「伸子」の時代
    • 三  「伸子」の読みどころ
    • 四  「伸子」の情熱と知性が語るもの
  • 試練の十二年・「獄中への手紙」が語るもの  岩渕 剛
    • 一  「十二年」の時期に至るまで
    • 二  百合子と顕治の「十二年」から
    • 三  「獄中への手紙」を読むポイント
    • 四  日本文学への大きな寄与
  • 人生の転換点に重ねて―「播州平野」再読  羽田澄子
    • 一  「播州平野」の時代
    • 二  印象に残る場面
    • 三  ドキュメンタリーとしての「播州平野」
    • 四  なぜ終戦直後に描けたか
  • 「道標」から見えるもの  須沢知花
    • 一  作品とその背景
    • 二  はじめて「道標」を読んで
    • 三  伸子のソビエトでの成長をたどる
    • 四  「生への主張」と「巨大な死への抗議」
    • 五  伸子が見いだしたもの
  • 戦後の百合子―回想をまじえて  辻井 喬
    • 一  東大での反戦集会の思い出
    • 二  敗戦後希望の火を点じた百合子文学
    • 三  百合子の思想性について