経済2009年7月号 No.166

特集=「大恐慌から80年 現代の経済危機」「ドイツ経済」

定価980円[税込み] (送料84円)

 7月号より、表紙・誌面デザインが一新。

 巻頭、森岡孝二さんの「株主資本主義と派遣切り」は、株主利益を第一とする企業戦略が、日本の雇用、労働をいかに変えたかを分析します。

 特集は「大恐慌から80年 現代の経済危機」。アメリカ大恐慌から八〇年の現代に、またも到来した金融・生産の「危機」の本質に挑みます。「アメリカ大恐慌は現代に何を教えるか」(萩原伸次郎)、「アメリカ自動車産業の危機の構造」(平野健)、「日本経済の急速な悪化をどうみるか」(鶴田満彦)、「現代資本主義と世界的金融危機」(井村喜代子)を掲載。

 もう一つの特集は「ドイツ経済 『改革』と危機」です。メルケル政権の行方、労働改革・社会保障、温暖化対策・再生可能エネルギー、金融システムといった多角的視点で、現代ドイツを考えます。

 ほかに論文「2011年『地デジ』放送開始の問題点」(土佐龍造)、「CAP(EU共通農業政策)改革下の欧州農業を見る」(村田武)など。


〔巻頭論文〕

株主資本主義と派遣切り

森岡孝二

特集 大恐慌から80年 現代の経済危機

アメリカ大恐慌は現代に何を教えるか

萩原伸次郎

アメリカ自動車産業の危機の構造

平野 健

日本経済の急速な悪化をどうみるか

鶴田満彦

現代資本主義と世界的金融危機

井村喜代子

特集 ドイツ経済 「改革」と危機

メルケル政権のドイツの行方

片岡正明

ドイツの労働改革と社会保障

松丸和夫

環境先進国ドイツ 温暖化対策と再生可能エネルギー

和田 武

経済危機下のドイツ金融システム

居城 弘

論文

2011年 「地デジ」放送開始の問題点土佐龍造
CAP(EU共通農業政策)改革下の欧州農業を見る村田 武

世界と日本

IMF改革 …問われる米国中心方式丸井龍平
鉄鋼も大幅減産 …40年ぶりの低水準高橋文夫

質問・疑問に答えます

スティグリッツの経済学は?阿部太郎

書評

日野秀逸『地域から健康をつくる』中川雄一郎

新刊紹介

  • 食糧の生産と消費を結ぶ研究会編『食料危機とアメリカ農業の選択』
  • 浜林正夫著『「蟹工船」の社会史』
  • 松田亮三編著『健康と医療の公平に挑む』
  • 辺見庸著『しのびよる破局』
  • 森岡孝二著『貧困化するホワイトカラー』
  • 布川日佐史著『生活保護の論点』
山口 孝さんの『研究余話』 (最終回) 「大型連休」
  • 随想 田中正造と『坂の上の雲』梅田欽治
  • コラム資本主義の姿/もうひとつのグローバル化
  • 門前宣伝に車の列