特集は「どうなる日本経済 〇九年中間報告」です。GDPが史上最悪の下げ幅を記録し、ゆくえ危ぶまれる日本経済。友寄英隆さんの「日本経済の現局面をどうみるか 二〇〇八/〇九年世界恐慌と日本資本主義」は日本経済の落ち込みの激しさを、日米関係を視野に入れ解き起こします。合わせて「雇用対策」(藤田宏)「GDP統計」(徳重昌志)「下請け中小企業の窮状」(大小島美和子)「補正予算」(佐藤洋)の点から政府の経済対策をただします。
座談会「非正規は立ち上がった 労働組合の力」は、昨年来、派遣切りに対するたたかいの渦中にいる五人が出席。いすゞ自動車労組、パナソニック偽装請負裁判原告など当事者を含め、その思いと運動の今後を、熱く語り合います。
また、三井逸友「中小企業研究の到達点と課題」は中小企業論の研究史を、国際的な動向にもふれ振り返った力作。大塚秀之「GMの破産と労働者」は企業国家アメリカの断面を究明します。ほかに、伊藤大一「若者の雇用問題と経済学」、新連載・戸木田嘉久さんの「研究余話」などを掲載。
