特集「社会保障で経済再建へ」の冒頭は、二宮厚美さんインタビュー「新しい政治状況と経済危機の打開」です。「今日の経済危機の深さ、性格から、それを打開する道としては、社会保障の充実が経済政策上も有効である」という見地から、総選挙結果で現われた政治状況と民主党の政策をどうみるかを論じ、注目されます。
加えて論文、横山壽一「社会保障構造改革の破綻と転換」、布川日佐史「貧困対策と生活保護の改革課題」、川上則道「社会保障の拡充のための経済財政論」と、「地域からつくる福祉のネットワーク」の実践リポートを掲載。
もう一つの特集が「情報通信法制は何を変えるか」。〇六年より経済界主導で進む、通信・放送の「融合」に向けた「情報通信法制」制定の問題点にメスを入れます。筆者は、井上照幸、須藤春夫、山下唯志の三氏。
ほかに対談「『官製ワーキング・プア』と自治体の役割」(川西玲子×小林雅之)、 深澤敦「フランス家族政策の歴史的展開 家族手当を中心に」、「米国金融危機の検証」(筆者・豊福裕二、知見邦彦)があります。
