特集「子どもの貧困と格差」は、立教大学教授・浅井春夫さんと、哲学者・山科三郎さんの対談「現代の『子どもの貧困』を解剖する」が巻頭。浅井氏が貧困の土台にある経済問題と「発達の貧困」を取り上げると、山科氏は、人間発達に欠かせない、自然や共同からの「疎外」の問題から応じています。
特集は他に、「データから読む 子育て世帯の貧困」(後藤道夫)、「病院に行けない子ども」(芝田英昭)、「中退激増、高校の現場から」(白鳥勲)、「子どもの『非行』に向き合って」(能重真作)、「待機児解消と公的保育制度「(村山祐一)、「現代の貧困と子どもの育ち」(田中孝彦)があります。 大阪市立大名誉教授・宮本憲一さんのインタビュー、「世界の転換期と環境経済学の役割」は、戦後の公害運動をふりかえり、現代への提言を聞いています。
もう一つの特集「温暖化防止へ動く世界」では、植田和弘さんに聞く「気候変動問題とCOP15の課題」に加え、国際交渉、風力発電の普及、森林CO2吸収量算定ルールの視点から、日本の対応策を検討。筆者は、坂口明、山口歩、松本光朗の三氏です。
