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編集部から

谷山治雄先生のご冥福をお祈りします

05.04.09 | Comment?

 本誌へも長らくご寄稿をいただいておりました、税制学者の谷山治雄さんが亡くなりました。
 本誌5月号掲載の論文「税制改革の社会学」をいただいたばかりだったこともあり、また95年に編集部に来て以来、不勉強な編集者でしたが、長い間、気さくにお付き合いをいただきました。ただただ驚くばかりで、大変ショックです。

「しんぶん赤旗」4月30日付の記事より抜粋します。

 税制評論家 谷山治雄さん死去
 (税制評論家で税制経営研究所長、不公正な税制をただす会代表幹事。84歳)
 
 大蔵省勤務の後、税理士として活動しながら、静岡大学、金沢大学、法政大学、明治大学などで講師(非常勤)を務めました。1962年に株式会社税制経営研究所を創立。著書に『増税の論理』『ものがたり税制改革』『日本財政の改革』(共著)、『日本税制の総点検』(編著)ほか多数。本紙や『前衛』『経済』誌などに多数寄稿。消費税をなくす全国の会の結成(1990年)以来、同会の世話人を務めました。

心より、ご冥福をお祈りいたします。 以下、90年前後からの本誌掲載論文をあげます。
——————————————
1988年3月号 新大型間接税の導入をなぜ急ぐか−竹下税制改革の歴史的位置  
1988年6月号 政府税制調査会「中間答申」をきる―竹下税制「改革」の本質/緊急特集・竹下税制「改革」総批判
1989年11月号 消費税をめぐる対決点と与野党の攻防  
1991年1月号  書評 静岡大税制研究チーム著『消費税の研究 検証と展望』
1991年4月号 政府・自民党の「税制改革」の基本性格/研究シリーズ・90年代の日本経済
1992年7月号 税務行政における納税者の権利保障に関する諸問題―日本共産党「『納税者憲章』の提案」によせて 
1996年3月号 研究・現代財政および税制に関する理論的課題(上)/特集=ゆがむ日本の財政
1996年4月号 現代財政および税制に関する理論的課題(下)/ゆがむ日本の財政(2) 
1996年8月号 書評 内山昭著『「会社主義」と税制改革』
1996年12月号 失政の告白書 解決の方途をどこに求めるか/ 特集=財政再建の焦点 財政審『財政構造改革白書』批判
1999年8月号 消費税増税「戦略」への対抗―21世紀にむけた税制改革を検討する/特集=財政危機をどう転換するか 
2000年9月号 現代財政の「三つの危機」と財政政策/財政問題のキーワード=課税最低限/総特集=日本の財政 実態と改革 講座 財政問題の核心を読み解く
2001年5月号 米日財政政策の明暗―財政黒字実現したアメリカ・悪魔のサイクルにはまった日本/特集=アメリカ経済はどうなる 
2001年7月号 座談会/大増税路線か国民本位の税制改革か―税調中間答申の「増税の論理」を批判する(出席・安藤実・谷山治雄・中村芳昭)/特集=消費税と税制改革の課題
2001年12月号 社会保障の財源問題を考える―国際比較をふまえ国民的討論を/特集=医療「構造改革」を問う
2002年11月号 増税路線の財政学―「小泉税制改革」の大衆課税合理化論批判 
2004年4月号 露骨になった増減税 〇四年度税制改正批判  
2005年5月号 日本の税金の常識・非常識/特集=国民大増税 税の基本を問う 
2005年9月号 庶民大増税への「宣戦布告」  税制調査会「個人所得課税に関する論点整理」批判  
2006年5月号 税制の転換点 小泉内閣の租税政策の基本的動向/所得税の危機 民主的税制の「崩壊」と二元的分解/特集=国民のための財政改革13講
2007年4月号 法人税はなぜ大企業に有利か/特集=徹底分析大企業優遇税制
2009年5月号 税制改革の社会学 戦後税制史の検証

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