商品詳細
地図がわかれば社会がわかる!
ISBN978-4-406-03228-5 C0025

知って楽しい地図の話
定価1,760円(本体1,600円)
2005年12月20日
四六判並製 190P
中学生~高校生以上向き
地図の役割は道案内? それだけではありません。地図は社会を映す鏡です。上手に使えば、さまざまな社会の姿が見えてきます。それには、地図の“そもそも”と約束事を、しっかりわかること。ベテラン地理教師が、地図の原理と最新事情、読み方・描き方・楽しみ方を、豊富な図版でやさしく解き明かしてくれます。
〔目次〕
- 第1章 広がる地図の世界
- ●地図でわかること、わからないこと
- ●地図の基本は道案内
- ●道迷いと地図
- ●地図は世界観・社会観を反映する
- ●そもそも地図ってなに?
- 第2章 地図から見える社会のいろいろ
- ●本当の国境線は?
― 政治に翻弄される地図 - ●地図は悪夢を知っていた
― ハザードマップ - ●南北問題を考える
― ハンガーマップ - ●安心できる街づくりのために
― 犯罪マップ - ●平和あってこその地図
― 戦前・戦時下の地図 - ●地図はタイムマシン
― 新旧地形図の比較 /など
- ●本当の国境線は?
- 第3章 丸い地球を平らにする
- ●地球を手玉にとれる地球儀
- ●間違いの多い世界地図の利用法
- ●「逆さ地図」は本当に画期的?
- ●世界地図を簡単に描ける地図ソフト
- ●地球を測る物差し=測地系が変わった/など
- 第4章 パソコンで地図を楽しむ
- ●進む地図のデジタル化
- ●あっと驚く景観描画ソフト
- ●使ってみた電子地図
- ●カーナビゲーションシステムの威力
- ●インターネットと地図 /など
- 第5章 山で道に迷わないために
- ●もっと地形図を使おう
- ●地図表現の約束――地図記号と図式
- ●山の高さをめぐる話題
- ●現在地の求め方
- ●道迷いの原因と対策 /など
- 第6章 地図を読み、地図を作る
- ●統計地図のいろいろ
- ●変形地図(カルトグラム)の作り方
- ●私の鳥瞰図(展望図)の描き方
- ●案内図を作る
- ●可視マップとは ?/など
- あとがき
- 索引