商品詳細
「寄りそう医療」を今日的視点で問い、生きた姿で活写する
ISBN978-4-406-05515-4 C0036

被災者に寄りそう医療
震災最前線の絆
定価1,650円(本体1,500円)
2011年11月22日
46並製 230P
中学生~高校生以上向き
あまりにも甚大な被害をもたらした東日本大震災、そして原発の過酷事故。この被災に全日本民医連はどのように向き合い、心血を注いだのか。その「助け合う心」を底流にした活動は、「あたたかい心の交流を生み出す豊かさ」と生き抜く力をじっくりと育て、珠玉のドラマを数多く誕生させた。ともに「立ち上がること」を問いかけるヒューマンドキュメンタリー。
- 第一章 再生できる可能性を拾う
- (1)災害緊急医療モード全開!
- (2)しっかり生きよう!──【宮城県・坂総合病院】
- (3)もう駄目、と思っても人間は!──【宮城県・松島海岸診療所】
- (4)職人の魂──【宮城県・長町病院、若林クリニック】
- 第二章 行こう! 北から南から
- (1)すべての被災者を視野に──【東京・全日本民医連本部】
- (2)「トイレの神様」──【宮城県・長町病院、坂総合病院】
- (3)「気になる人」のところへ!──【岩手県・大船渡市】
- 第三章 限りなく「住民の生活実態」へ!
- (1)「まるふく物語」──【宮城県・仙台市】
- (2)民医連・医療生協活動の真髄──【宮城県・山元町】
- 第四章 ここに人がいる限り──原発事故に立ち向かう
- (1)阿武隈山系──【福島県・南相馬市、浪江町、富岡町】
- (2)多様な願いをともに生きる──【福島県・いわき市、郡山市】
- (3)「心のケア」
- (4)良心の土台
- エピローグ