商品詳細
思想調査、公務員・教師バッシング……その思想を解き明かす
ISBN978-4-406-05578-9 C0031

橋下「維新の会」の手口を読み解く
競争、統制、自己責任
定価628円(本体571円)
2012年5月31日
四六判並製 85P
政治の閉塞感の中で「何か変えてくれそう」と人気の橋下徹大阪市長。選挙は「白紙委任」と語り、思想調査まで行う独裁ぶり、教育基本条例案が示したその思想の歪み、自らを「善玉」であるように思い込ませ人々から政策的思考を奪う手口など、その特徴を解明します。しなやかな言葉の力で悪政に向き合うことを呼びかける一冊。
- はじめに
- 第I章 有権者を煽動する手法
- 1 橋下「維新の会」の横暴
- 2 煽動の五つの手口
- 第II章 「条例案」が示した橋下氏の人間観、政治観
- 1 子どもを主権者でなく「人材」と考える思想
- 2 学校を上意下達の管理統制組織にしてしまう
- 3 政治介入、政治権力で推し進める
- 第III章 「橋下氏の騙し」に対抗するために
- 1 「思想調査」は全府民・全国民に向けられた
- 2 「維新の会」を支持する人びとの気持ちに向き合う