商品詳細
経済の基礎知識から、現代資本主義に現れた色々な新現象を平易に説く。
ISBN978-4-406-06363-0 C0033

やさしい 日本と世界の経済の話
定価2,310円(本体2,100円)
2019年10月26日
四六判上製 288P
経済学の本と聞くと、「グローバライゼーション」などやたらカタ仮名ばかり並んだ言葉が出てくるうえ、厄介な図表でウンザリということも多いはず。ところが、この本は違います。複雑で絡み合った現象についても、その事実を鮮明に映し出して説明するだけでなく、なぜそういう動きや現れが起きるのかの道行きを、スパッと、具体的に、分かり易く解き明かします。
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はじめに
- I 基礎知識
- 1 資本主義経済とは?
- 2 資本主義経済の特徴
- 3 資本の価値増殖運動を図式化する
- 4 資本の運動の絡み合い
- 5 資本主義は永遠に続くのか?
- 6 社会主義について
- Ⅱ 現代の資本主義経済
- 1 資本主義は変わったか?
- 2 産業構造の変化
- 3 サービス化
- 4 グローバライゼーション
- 5 労働者の抵抗と資本主義の妥協
- 6 資本の反撃―新自由主義とマネタリズム
- 7 新自由主義政権が現実化して実行したこと
- 8 金融化⑴―金融と金融機構の説明
- 9 金融化⑵―現代の資本の市場の形成
- 10 金融化⑶―ファンドの世界とその構造 短期金融市場の成長と証券化、新しい金融恐慌
- 11 金融化⑷―株式市場の変質
- 12 補論 日本経済に於ける財政と金融の一体化