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自分の命の主人公になる。だから核兵器とも原発とも共存できない――。

被爆医師のヒロシマ 21世紀を生きる君たちに

肥田舜太郎=著

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
2013年7月
ISBNコード
978-4-406-05702-8
仕様
8021/ 小B6判上製/ 147P
読者対象
中学生 
高校生以上 
タグ
学習に役立つ本    知っておきたい!ヒロシマ・ナガサキ   
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1945年8月6日、広島市郊外の村で陸軍病院の軍医として訪問診療中に被爆するも、直後から被爆者の救援・治療に奔走する。以来、直撃を受けた被爆者のみならず、入市被爆した人たちの原因不明の苦しみ=ぶらぶら病に寄り添いながら、被爆者医療と核兵器廃絶運動に心血を注ぐ。その体験を中高生に語り伝える。

目次や構成

【目次】

  • 1 軍医になってしまった
  • 2 広島陸軍病院へ
  • 3 八月六日
  • 4 初めて出会った“被爆者”
  • 5 直後の戸坂村、被爆者救援に奔走する
  • 6 未知の症状で死んでいく被爆者
  • 7 「ピカにはあっとらん」人が死んでいく
  • 8 軍医から国立病院の医者に
  • 9 アメリカによる原爆被害の隠蔽
  • 10 孤立無援の被爆者たち
  • 11 ぶらぶら病
  • 12 被爆者援護と核兵器廃絶を訴えて
  • 13 命の主人公に

著者情報

肥田舜太郎

1919年1月1日、広島生まれ。1944年、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年8月6日、広島にて被爆。直後から被爆者救援・治療にあたる。1953年、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の創立に参加。全日本民医連理事、埼玉民医連会長、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長など歴任。自身の被爆体験を原点に、被爆者医療と核兵器廃絶運動に関わり続け、各地での精力的な講演活動を続ける。著書に『肥田舜太郎が語るいま、どうしても伝えておきたいこと』(2013年、日本評論社)、『広島の消えた日』(増補新版、2010年、影書房)、『内部被曝の脅威』(2005年、ちくま新書)、『ヒロシマを生きのびて』(2004年、あけび書房)など多数、訳書にE・J・スターングラス著『死にすぎた赤ん坊――低レベル放射線の恐怖』(1978年、時事通信社)など。

被爆医師のヒロシマ

被爆医師のヒロシマ 21世紀を生きる君たちに

定価1,540円
(本体1,400円)

2013年7月