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風が吹いてくる、あの海のむこう、なにがあるんだろう――

海のむこう

土山優=文 小泉るみ子=絵

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2013年8月
ISBNコード
978-4-406-05709-7
仕様
8793/ A4判変型上製/ 32P
読者対象
幼児 
小学校低学年 
小学校中学年 
タグ
絵本    心にのこるえほんセット   
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わたしの家はがけのうえ。窓から海がみえる。短い夏が終わり、コタン浜の海がなまり色になると、はるかむこうから冷たい風がふいてくる。日本海に面した海辺のまちで、長い冬を吹雪に閉じ込められながら、少女は、いつも海のむこうを見つめていた。氷の花、けむる海、雪のにおい――北国の自然と暮らしを美しく描く。

著者情報

土山優

北海道生まれ。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」(代表:あさのあつこ)幹事。「児童文学と古典」など児童文学の評論多数。単行本は本作品がデビュー作。

海のむこう

海のむこう

定価1,650円
(本体1,500円)

2013年8月

小泉るみ子

1950年、北海道生まれ。早稲田大学卒業。絵本に『出発――から草もようが行く』(2018年)『海のむこう』(2013年)(共に新日本出版社)、「四季のえほん」シリーズ(2000~2002年)、『バスをおりたら…』(2004年)『ねたふり』(2006年)(以上ポプラ社)、『ムカッ やきもちやいた』(2018年、くもん出版)、他多数。