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日本を代表する音楽家がふだん着で語る人間、社会、平和。本音のエッセイ集第2弾

空を見てますか…2 世紀末の始まりのころ

池辺晋一郎=著

定価1,870円(本体1,700円)

出版年月
2003年3月
ISBNコード
978-4-406-02994-0
仕様
0095/ 四六判/ 285P
タグ
芸術・生活    記録・回想・エッセイ   
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自宅に来たセールスマンとの会話,各地にあるホール・劇場のこと,沖縄の米軍基地問題……作曲界の第一人者が日々の生活の中で体験し考えたことの数々。20世紀末が始まった日々につづった思いが「今」を考えさせる。

目次や構成

[目次]

  • まえがき
  • 二十一世紀
  • ボスニアに平和を
  • ひきつづき空を見てますか
  • 原子力
  • 悲しい二月
  • 差別と区別
  • 異動の季節
  • ラジオ・ドラマ
  • 想像力について
  • 首都移転
  • 漢字
  • しゃべる仕事
  • 民族、そして日本人
  • アイヌ新法
  • マザー・テレサの死
  • 平和へのコンセンサス
  • その他

著者情報

池辺晋一郎

作曲家。1943年水戸市生まれ。67年東京藝術大学卒業。71年同大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃などに師事。66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。68年音楽之友社賞。以後、ザルツブルグテレビオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞3度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度、横浜文化賞、姫路市芸術文化大賞などを受賞。97年NHK交響楽団・有馬賞、2002年放送文化賞、04年紫綬褒章、18年文化功労者、JXTG音楽賞、19年水戸市文化栄誉賞、20年神奈川県文化賞。現在、日中文化交流協会理事長、東京オペラシティ、石川県立音楽堂、姫路市文化国際交流財団ほかの館長、監督など。東京音楽大学名誉教授。  作品:交響曲№1~10、ピアノ協奏曲№1~3、チェロ協奏曲、オペラ「死神」「耳なし芳一」「鹿鳴館」「高野聖」ほか、室内楽曲、合唱曲など多数。映画「影武者」「楢山節考」「うなぎ」、テレビ「八代将軍吉宗」「元禄繚乱」など。演劇音楽約470本。2009年3月まで13年間、テレビ「N響アワー」にレギュラー出演。著書に『空を見てますか…』第1巻~13巻、『音のウチ・ソト』(以上、新日本出版社)のほか、『音の言い残したもの』『おもしろく学ぶ楽典』『ベートーヴェンの音符たち』『モーツァルトの音符たち』(音楽之友社)、『スプラッシュ』(カワイ出版)、『オーケストラの読み方』(学習研究社)など。