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日本共産党の現代史を語る下巻、いよいよ刊行

日本共産党史を語る(下)

不破哲三=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2007年2月
ISBNコード
978-4-406-05029-6
仕様
0031/ A5判並製/ 332P
タグ
社会    綱領・組織・歴史   
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上巻に続き、日本共産党の現代史が開拓と苦闘の歴史として描かれる。ソ連や毛沢東派の干渉主義との闘争でいかに党をきたえ、理論を発展させてきたか。反共攻勢の四つの大波とたたかってきた「政治対決の弁証法」。独自の国際活動で日本と世界を結ぶ野党外交の全貌。「まるで映像を見るよう」と好評を博した著者自身のエピソードも縦横に語られる。

目次や構成

〔目次〕

  • 第5講  二つの干渉主義との闘争
    1. ソ連の干渉主義との闘争。“実体験的な歴史”
    2. ソ連の干渉主義との闘争。ソ連秘密文書から見た干渉の全貌
    3. ベトナム侵略戦争。中国・毛沢東派の干渉攻撃
    4. ソ連の二つの軍事侵略。チェコスロバキアとアフガニスタン
    5. この闘争のなかでの理論的発展

    〔資料〕

    • ・ソ連共産党の干渉と内通の年表(1960年〜1964年)
    • ・ソ連共産党の秘密文書から
    • ・ソ連の干渉主義―ブレジネフ時代の年表(1964年〜1979年)
    • ・干渉との闘争に関連した主要な国際論文
  • 第6講  政治対決の弁証法(70年代以降)
    1. 1970年代前半―日本共産党の躍進
    2. “共産党封じ込め”戦略の発動(第一の波)
    3. 反共攻勢のあいつぐ大波に抗して
    4. 70年代以来の政治闘争をふりかえって

    〔資料〕

    • ・共社党首会談の合意事項
    • ・ソ連社会とは何だったのか(第20回党大会の決定から)
    • ・財界の「政界改造」計画
  • 第7講  国際政策と野党外交
    1. 90年代前半までの平和外交
    2. 中国共産党との関係正常化
    3. アジア・アフリカ・ラテンアメリカの全域で
    4. 野党外交について考える
  • 講義の結びに当たって

著者情報

不破哲三

社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。