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『稲の旋律』最終章 千華の歩み出す道は――。

月光浴

旭爪あかね=著

定価2,200円(本体2,000円)

出版年月
2010年1月
ISBNコード
978-4-406-05304-4
仕様
0093/ 四六判上製/ 254P
タグ
芸術・生活    小説   
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引きこもりから抜け出だし社会に踏み出そうとする千華は、恋人の新から「一緒に農業をやろう」と誘われるが決断ができない。ある日、新の友人でトラック運転手の靖が事故を起こしたことをきっかけに、ドライバーの実態調査をする取材に関わることに。『稲の旋律』から8年、あらたな歩みを始める千華を描く感動の完結編。

目次や構成

〔目次〕

  • 扉を開けて
  • 春の嵐
  • さいしょの勇気
  • 歩く速さで、やさしく、愛情をもって
  • 野菜たちと
  • パーキングエリアにて
  • 彼女の一日
  • 追走
  • キャンドル
  • 隣にいる人
  • 月の家
  • 外の世界へ

著者情報

旭爪あかね

1966年生まれ。日本民主主義文学会会員。「稲の旋律」で第35回多喜二・百合子賞受賞。著書に『世界の色をつかまえに』(本の泉社)、『稲の旋律』(新日本出版社)など。