『古典教室』全3巻を素材に、講師(不破)と石川・山口の3氏が、科学的社会主義の全領域――世界観、経済学、社会主義、革命論を縦横に語る。旧来の「定説」のどこに問題があったか、新たに浮き彫りにされたマルクスの学説の核心とは何か、現代の諸問題にも新鮮な視野が開かれる。“目から鱗”など『前衛』で好評の鼎談3回がこの一書に!
目次や構成
【目次】
- 全体の構成の特徴ーーマルクスを読み、現代に生かす
- 第1巻を語る
- 第1課 『賃金、価格および利潤』
- ーーマルクスの理論の発展のなかで重要な位置を占める
- 第2課 『経済学批判・序言』
- ーー社会変革を決める「上部構造」のたたかい
- 第1課 『賃金、価格および利潤』
- 第2巻を語る
- 第3課 『空想から科学へ』
- 第3巻を語る
- 第4課 エンゲルス『フランスにおける階級闘争』への「序文」
- ーー革命観、資本主義観の転換と多数者革命路線への発展
- 第5課 マルクス、エンゲルス以後の理論史
- ーー曲折の歴史を経て科学的社会主義の大道へ
- 第4課 エンゲルス『フランスにおける階級闘争』への「序文」
著者情報
不破哲三
社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。
石川康宏
1957年北海道生まれ。京都大大学院経済学研究科単位取得退学。神戸女学院大教授(経済学・経済理論)。『覇権なき世界を求めて』(2008年、新日本出版社)、『マルクスのかじり方』(2011年、新日本出版社)、『橋下「維新の会」がやりたいこと』(2012年、新日本出版社)、『女子大生のゲンパツ勉強会』(2014年、新日本出版社、共著)、『「古典教室」全三巻を語る』(2014年、新日本出版社、共著)、『若者よ、マルクスを読もう』(2010年、かもがわ出版、共著)など。
『古典教室』全3巻を語る
定価1,540円
(本体1,400円)
2014年4月
山口富男
『古典教室』全3巻を語る
定価1,540円
(本体1,400円)
2014年4月