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子どもたちにとっての「強制隔離・終生収容」とは。

ハンセン病児問題史研究 国に隔離された子ら

清水寛=編

定価7,150円(本体6,500円)

出版年月
2016年10月
ISBNコード
978-4-406-06054-7
仕様
0036/ A5判上製/ 552P
タグ
芸術・生活    教育   
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療養所に収容された子どもたちは、「治療」や教育を含めどのような生活実態にあったのか。何を思い、願い、生きたのか、生きようとしたのか。戦後も含む国の人権侵害が断罪されたハンセン病問題の中でも、未解明な問題の多い「病児」問題に先駆的に取り組んだ研究の数々を「らい予防法」廃止から20年の節目に集大成する。

著者情報

清水寛

1936年、東京生まれ。埼玉大学名誉教授(障害児教育史)。全障研顧問(事務局長や委員長を歴任)。『太平洋戦争下の全国の障害児学校』(2018年、新日本出版社)、『ハンセン病児問題史研究』(2016年、新日本出版社)、『日本帝国陸軍と精神障害兵士』(2006年、不二出版)、『発達保障思想の形成』(1981年、青木書店)など著作多数。