真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

メニュー

日本軍は中国で何をしたのか――戦争の実相を描く長編

遠き旅路

能島龍三=著

定価2,530円(本体2,300円)

出版年月
2019年1月
ISBNコード
978-4-406-06330-2
仕様
0093/ 四六判上/ 256P
タグ
芸術・生活    小説   
ネットショップでさがす
アマゾンでさがす
楽天ブックスでさがす
e-honでさがす

中国戦線に派遣された岡田誠三郎は、騎兵連隊からアヘン売買に関わる軍の機関に転属になる。最前線での捕虜少年の斬首、アヘン中毒でやせ衰えた遺体との遭遇などの壮絶な体験、そして妻となる久美との出会い、焼け野原の東京での生活……。豊富な史料に拠って作品世界を構成し、戦争の当事者として向き合い描いた力作。

著者情報

能島龍三

1949年群馬県生まれ。群馬大学教育学部卒業。日本民主主義文学会会員。 著書に『夏雲』(2010年、新日本出版社)、『虎落笛』(2008年、本の泉社)、『分水嶺』(2006年、光陽出版社)、 『時代の波音』(共著、2005年、新日本出版社)、『風の地平』(2004年、本の泉社)ほか。

遠き旅路

遠き旅路

定価2,530円
(本体2,300円)

2019年1月