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これはあなたの物語かもしれない! 

ジャコブ、ジャコブ

ヴァレリー・ゼナッティ=著 長坂道子=訳

定価2,420円(本体2,200円)

出版年月
2023年8月
ISBNコード
978-4-406-06761-4
仕様
0097/ 四六判並/ 232P
タグ
芸術・生活    小説   
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フランス支配下のアルジェリアでつつましく生きてきたジャコブと家族。ある日、ナチスから「祖国」を解放する戦いに、意味もわからぬまま動員された。兵士になると人間の身体や心はどうなるか? その家族は? 心の動きを瑞々しく映しだす独特の文体で、人間と戦争のリアルを描いて大反響を呼んだ現代フランス文学の傑作!

著者情報

ヴァレリー・ゼナッティ

1970年、フランス・ニース生まれ。ヘブライ語教師を経て、翻訳家、小説家、劇作家となる。イスラエルでの兵役体験から生まれた「私が兵士だったとき」(2004年)でアドリザン賞受賞。児童文学「瓶に入れた手紙」(2012年)ではラ・フォワール・ドゥ・ブリーヴ・ラ・ガイヤルド賞をはじめ、多くの児童文学賞を受賞。日本語をはじめ15ヶ国語に翻訳、映画化、演劇化もされた。イスラエル人作家、アハロン・アッペルフェルドの仏語への翻訳家としても知られ、その代表作「ある人生」でメディチ賞(外国文学部門)を受賞。大人向け小説としては四作目となる本書は2014年にロリヴィエ社より刊行、フランス・アンテル賞をはじめ10文学賞を受賞した。邦訳書に、いずれも小学生向けの『瓶に入れた手紙』(2019年、文研出版)、『バイバイ、わたしの9さい』(2015年、同前)。

ジャコブ、ジャコブ

ジャコブ、ジャコブ

定価2,420円
(本体2,200円)

2023年8月

長坂道子

1961年愛知県生まれ。作家、ジャーナリスト。京都大学卒業。日本のファッション誌の編集者をした後、渡仏。スイス・チューリヒ在住。著書に、「アルプスでこぼこ合唱団』(2022年、KADOKAWA)『パリ妄想食堂』(2019年、同前)『神話フランス女』(2018年、小学館)『旅に出たナツメヤシ』(2017年、KADOKAWA)『難民と生きる』(2017年、新日本)など。

ジャコブ、ジャコブ

ジャコブ、ジャコブ

定価2,420円
(本体2,200円)

2023年8月