
伝えようヒロシマ・ナガサキ
ビジュアルブック 語り伝えるヒロシマ・ナガサキ 第4巻 あの日を忘れない 被爆体験を語り伝える 広島編
安斎育郎=文・監修
定価1,980円 (本体1,800円)
- 出版年月
- 2004年12月
- ISBNコード
- 978-4-406-03119-6
- 仕様
- 8321/ B5判上製/ 32P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
広島・長崎に続き、ビキニの水爆被災を受けた日本。原水爆禁止運動の歴史と、核兵器廃絶の取り組みを、被爆者の語り部、市長の平和宣言などのヒロシマの平和発信から学ぶ一冊。被爆マップ、平和資料館ガイド東日本編も収録し、平和学習、修学旅行などの案内にもぴったり。第五巻長崎編も同時発売。シリーズ完結。
目次や構成
[目次]
- この本を読む人へ
- 原水爆禁止運動のはじまり
- ビキニ水爆被災事件と日本被団協の結成
- 被爆の語り手たち 広島
- 故・土田康さんは訴える―被爆体験を俳句で訴える
- 肥田舜太郎さんは訴える―軍医から被爆体験の語り部に
- 澤田昭二さんは訴える―科学者として被爆の実相を研究する
- 杉山秀夫さんは訴える―平和行進で人々にアピールする
- 加百智津子さんは訴える―被爆2世として
- 集団訴訟の被爆者たちは訴える―裁判を通じて被爆の非人間性を明らかにする
- 子どもたちへ、世界へ広がる広島の願い
- 「平和宣言」に希望をこめて―広島市長は訴える
- 伝えの場 広島平和記念資料館
- 学校での平和教育の活発な展開
- <サダコの物語>(世界の子どもの平和像に受け継がれる願い)
- 映画『つるにのって』―ミホ・シボさんの願い
- 世界のヒバクシャは訴える
- 広島のあの日を知るための資料
- ヒロシマ被爆マップ
- Q&A 広島・長崎の町づくりとは?
- 被爆の木は訴える
- 原爆の火は訴える
- 原爆被災をあつかった文学作品『黒い雨』『おこりじぞう』
- 平和を学ぶ資料館ガイド―東日本編
- 語り継ごう、ヒロシマ・ナガサキの悲劇を
- 総合索引
著者情報
安斎育郎
1940年、東京生まれ。立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、立命館大学名誉教授、安斎科学・平和事務所所長。平和のための博物館国際ネットワーク・諮問理事。ベトナム政府より文化情報事業功労者記章受章、第22回久保医療文化賞、ノグンリ国際平和財団第4回平和賞受賞。近著に『核兵器禁止条約を使いこなす』(共著・2018年、かもがわ出版)、『子育ち・子育て 被ばくカットマニュアル』(2016年、かもがわ出版)『疑うこころ、科学する眼』(2015年、かもがわ出版)『語りつごうヒロシマ・ナガサキ全5巻』(2015年、新日本出版社)、『放射能から身を守る本』(2014年、KADOKAWA/中経出版)、『「原発」文献事典』(2014年、日本図書センター)、『原発事故の理科・社会』(2012年、新日本出版社)