
すべてを焼いた悲劇を忘れないで
ビジュアルブック 語り伝える空襲 第1巻 10万人が殺された日 東京大空襲と北海道・東北の空襲
安斎育郎=文・監修
定価2,420円 (本体2,200円)
- 出版年月
- 2008年4月
- ISBNコード
- 978-4-406-05133-0
- 仕様
- 8321/ B5判上製/ 40P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
日本の首都東京が、何度も空襲を受けたことを知っていますか。日本が北は網走から空襲を受けていたことは? 世界でも類を見ない被害を出した東京大空襲と、その原因となった日本の戦争について、写真とわかりやすい解説で伝えます。北海道、東北が受けた空襲もビジュアルに解説。日本の戦争がもたらした悲劇がわかります。
目次や構成
【もくじ】
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- この本を読む人へ
- 太平洋戦争の開戦
- 首都東京への空襲
- 全国に拡大した空襲
- 各地への空襲
- 北海道 2日間にわたる激しい空爆
- 青森県の空襲 威力確かめる実験に焼かれる
- 岩手県の空襲 艦砲射撃にさらされた製鉄の街
- 秋田県の空襲 製油所ねらった最後の空襲
- 宮崎県の空襲 東北最大の被害 仙台空襲
- 山形県の空襲 港・軍の飛行場ねらわれ
- 福島県の空襲 勤労奉仕の女学生の命奪う
- 世界の空襲 人類最初の無差別爆撃ーゲルニカ(1937年4月26日)
- 解説 初めての首都・東京市の空襲被害
- 空襲を伝える資料館紹介
- 用語解説
著者情報
安斎育郎
1940年、東京生まれ。立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、立命館大学名誉教授、安斎科学・平和事務所所長。平和のための博物館国際ネットワーク・諮問理事。ベトナム政府より文化情報事業功労者記章受章、第22回久保医療文化賞、ノグンリ国際平和財団第4回平和賞受賞。近著に『核兵器禁止条約を使いこなす』(共著・2018年、かもがわ出版)、『子育ち・子育て 被ばくカットマニュアル』(2016年、かもがわ出版)『疑うこころ、科学する眼』(2015年、かもがわ出版)『語りつごうヒロシマ・ナガサキ全5巻』(2015年、新日本出版社)、『放射能から身を守る本』(2014年、KADOKAWA/中経出版)、『「原発」文献事典』(2014年、日本図書センター)、『原発事故の理科・社会』(2012年、新日本出版社)