
同じまちがいをくりかえさないために
ビジュアルブック 語り伝える空襲 第2巻 日本が戦場になった日 那覇空襲と関東の空襲
安斎育郎=文・監修
定価2,420円 (本体2,200円)
- 出版年月
- 2008年5月
- ISBNコード
- 978-4-406-05138-5
- 仕様
- 8321/ B5判上製/ 40P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
空から降ってくるものは、雨、雪、あられ……? 太平洋戦争中、日本人は北海道から沖縄まで、爆弾が降ってくる恐ろしい日々を体験しました。なぜそんなことに? 末期にあった沖縄での悲惨な地上戦と、東京を除く関東地方の空襲についてまとめ、明治時代からの近代日本の歩みを振り返りながら考えます。
目次や構成
【もくじ】
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- この本を読む人へ
- 沖縄戦
- 各地への空襲
- 茨城県 軍需工場、下請け生産地を爆撃
- 栃木県の空襲 「軍都」ねらった宇都宮大空襲
- 群馬県の空襲 50市町村が被害に
- 埼玉県の空襲 住宅地おそった最後の空襲
- 千葉県の空襲 のきなみ空襲、首都圏の出入り口
- 神奈川県の空襲 京浜工業地帯、川崎・横浜が丸焼けに
- 空襲ってなんだ?焼夷弾で無差別に焼き払う
- 日本の本土が戦場になるまで
- 日本が戦場になるまでーー年表
- 空襲を伝える資料館紹介
- 用語解説
著者情報
安斎育郎
1940年、東京生まれ。立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、立命館大学名誉教授、安斎科学・平和事務所所長。平和のための博物館国際ネットワーク・諮問理事。ベトナム政府より文化情報事業功労者記章受章、第22回久保医療文化賞、ノグンリ国際平和財団第4回平和賞受賞。近著に『核兵器禁止条約を使いこなす』(共著・2018年、かもがわ出版)、『子育ち・子育て 被ばくカットマニュアル』(2016年、かもがわ出版)『疑うこころ、科学する眼』(2015年、かもがわ出版)『語りつごうヒロシマ・ナガサキ全5巻』(2015年、新日本出版社)、『放射能から身を守る本』(2014年、KADOKAWA/中経出版)、『「原発」文献事典』(2014年、日本図書センター)、『原発事故の理科・社会』(2012年、新日本出版社)