
無差別攻撃をゆるさない
ビジュアルブック 語り伝える空襲 第4巻 逃げまどう市民たち 大阪大空襲と近畿・四国の空襲
安斎育郎=文・監修
定価2,420円 (本体2,200円)
- 出版年月
- 2008年7月
- ISBNコード
- 978-4-406-05152-1
- 仕様
- 8321/ B5判上製/ 40P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
太平洋戦争末期、西日本の中心都市・大阪も空襲を受け、たくさんの命が奪われました。1931年「満州事変」から戦争の時代に入った日本。1945年なると、B29による爆撃が全国に・・・・・・。大阪大空襲は、3月10日東京大空襲の3日後、3月13日深夜でした。その後もくりかえされた大阪大空襲と、近畿・四国の空襲を紹介します。
目次や構成
【もくじ】
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- この本を読む人へ
- 大阪府の空襲
- 空襲ってなんだ?
- 各地への空襲
- 滋賀県の空襲 ねらわれた工場や航空隊
- 京都府の空襲 原爆投下の第1目標だった
- 奈良県の空襲 軍の施設や、学校に爆弾が
- 和歌山県の空襲 猛烈な火災、和歌山大空襲
- 兵庫県の空襲 83日間に128回の空襲
- 徳島県の空襲 高校野球の優勝旗も消失
- 香川県の空襲 四国で最大の空襲被害
- 愛媛県の空襲 「空襲銀座」と呼ばれた松山
- 高知県の空襲 「血の塊のように赤かった」朝日
- 空襲を忘れない
- 世界の空襲「コベントリー化する」が用語にーコベントリー空襲
- 解説 日本の空襲
- 空襲を伝える資料館紹介
- 解説コラム
- 用語解説
著者情報
安斎育郎
1940年、東京生まれ。立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、立命館大学名誉教授、安斎科学・平和事務所所長。平和のための博物館国際ネットワーク・諮問理事。ベトナム政府より文化情報事業功労者記章受章、第22回久保医療文化賞、ノグンリ国際平和財団第4回平和賞受賞。近著に『核兵器禁止条約を使いこなす』(共著・2018年、かもがわ出版)、『子育ち・子育て 被ばくカットマニュアル』(2016年、かもがわ出版)『疑うこころ、科学する眼』(2015年、かもがわ出版)『語りつごうヒロシマ・ナガサキ全5巻』(2015年、新日本出版社)、『放射能から身を守る本』(2014年、KADOKAWA/中経出版)、『「原発」文献事典』(2014年、日本図書センター)、『原発事故の理科・社会』(2012年、新日本出版社)