
真っ暗な夜の海。昼行性のお魚は眠りにつきますが、おちおち寝ていられないのが海の世界。夜行性の生きものに襲われないよう、眠るときにも工夫しています。一方、どこからともなく姿をあらわし食事を始める夜行性の生きもの。サメなどの魚類のほか、サンゴやヒトデ、ウニ、イカなどの夜行性の摩訶不思議な生態に迫ります。
目次や構成
【対応する教科書の単元】
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- <国語>
- 「うみのかくれんぼ」光村図書(一年生)
- 「ウナギのなぞを追って」光村図書(四年生)
- 「動物たちが教えてくれる海の中のくらし」東京書籍(五年生)
- 「さけが大きくなるまで」教育出版(二年生) など
著者情報
中村征夫
1945年、秋田県潟上市生まれ。20歳のときに潜水と水中写真に取り組む。雑誌写真記者を経て、31歳でフリーランスに。ライフワークの東京湾をはじめ、水俣湾、諫早湾など、海の環境問題についても、ジャーナリスティックな視点で捉え続ける「水中の報道写真家」として活躍。講演会やテレビ、ラジオなど、さまざまなメディアを通して海の魅力、海をめぐる人々の営みを伝えている。1988年、木村伊兵衛写真賞、2007年、土門拳賞ほか受賞多数。主著に、ノンフィクション『全・東京湾』、エッセイ集『海も天才である』、写真集『海中顔面博覧会』(情報センター出版局)、『海中2万7000時間の旅』(講談社)、『ジープ島』(三五館)ほか多数。

さかなクンと中村征夫の海のおさかな大百科6 夜の海の生きものたち
定価2,750円
(本体2,500円)
2012年6月
さかなクン
東京海洋大学客員准教授、WWFジャパン顧問、環境省・地球いきもの応援団。魚や海・自然への興味を引き出し、漁業魚食と環境保全への理解が増すよう、全国規模で講演活動を展開。また『朝日小学生新聞』『小学三年生』など、多数のイラストコラムを連載中。主な著書に、『おさかな新発見! おしえてさかなクン』(PHP研究所)、『さかなのなみだ』(リヨン社)、『さかなクンのあいうえお魚クイズかん』(小学館)、『おしえて! さかなクン』①~③(角川つばさ文庫)、『原寸大 すいぞく館』(小学館)ほか多数。

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2012年6月