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障害があっても無くても、向き合うことで何かが変わっていく――

おまけ鳥

飯田朋子=作 長野ともこ=絵

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2012年8月
ISBNコード
978-4-406-05600-7
仕様
8393/ 四六上製/ 189P
読者対象
小学校高学年 
中学生 
タグ
読みもの    高学年からの朝読セット 夢の本だな   
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知的障害者の「家族の会」へ出かけるようになった母さんが連れてきた芳君。学校を卒業すると行き場がなくなる芳君を「来る来る亭」でなんとかできないかという。視線は合わないし、言葉はおうむ返し。「おねいちゃんのような人が二人になって、うまくいくわけないじゃないか」――だけど、芳君ってすごいやつだったんだ…。

目次や構成

〔目次〕

  • 1 恋
  • 2 店はてんやわんや
  • 3 突然の臨時休業
  • 4 レッスン
  • 5 餃子パーティー
  • 6 銭湯
  • 7 芳君
  • 8 帽子
  • 9 パニック
  • 10 失恋
  • 11 芳君と僕
  • 12 遁走
  • 13 クリスマス会まで二週間
  • 14 最悪のクリスマス会
  • 15 新しい年

著者情報

飯田朋子

岐阜県生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。こどもの造形教室主宰。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」所属。

長野ともこ

大阪府生まれ。さし絵の仕事に『ハミダシ組!』(2009年、新日本出版社)、『あしたははれ曜日!』(2008年、そうえん社)、『しっぽ!』(2007年、学研)、『だんご鳥』(2007年、新日本出版社)、『佐藤さん』(2004年、講談社)、『ほしのふるよる』(2004年、ポプラ社)などがある。