世界の現実を知り、困難でも甲斐ある道を選択する和菜――
文学のピースウォーク すべては平和のために
濱野京子=作 白井裕子=絵
定価1,980円（本体1,800円）
- 出版年月
- 2016年5月
- ISBNコード
- 978-4-406-06029-5
- 仕様
- 8393／ 四六判上製／ 208P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
- タグ
- 読みもの 文学のピースウォーク
国と国の戦争はなくなったものの、各地で「紛争」が絶えず、「平和創設」の名の下、その調停に企業が乗り出すようになった近未来の世界。独立間もない小国内の紛争調停に突然かり出されることになった女子高生・和菜。和菜は出向いた小国で出会った若い女性ジャーナリストを通して、複雑な現実を目の当たりにする――。解説・丸井春。
著者情報
濱野京子
熊本県に生まれ、東京に育つ。早稲田大学卒業。『フュージョン』(2008年、講談社)でＪＢＢＹ賞、『トーキョー・クロスロード』(2008年、ポプラ社）で坪田譲治文学賞受賞。作品に『碧空の果てに』(2009年、角川書店)、『木工少女』『レガッタ！（全３巻）』(2012-2013年、以上講談社)、『ことづて屋』(2015年、ポプラ社)、『竜の木の約束』(2010年、あかね書房)、『くりぃむパン』(2012年、くもん出版)、『空はなに色』(2015年、そうえん社）など。翻訳に『はね』（曹文軒作／ホジェル・メロ絵、2015年、マイティブック）がある。日本児童文学者協会会員。
文学のピースウォーク すべては平和のために
定価1,980円
（本体1,800円）
2016年5月
白井裕子
カナダ生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業。作家として制作活動に励みつつ、イラストレーター、美術講師としてしても活動している。子どものための造形絵画教室主宰。
文学のピースウォーク すべては平和のために
定価1,980円
（本体1,800円）
2016年5月
