
ただ仕方なく流されていく砂粒にはなりたくないから――
文学のピースウォーク 金色の流れの中で
中村真里子=作 今日マチ子=絵
定価1,980円 (本体1,800円)
- 出版年月
- 2016年6月
- ISBNコード
- 978-4-406-06034-9
- 仕様
- 8393/ 四六判上製/ 208P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
- タグ
- 読みもの 文学のピースウォーク
1964年、木綿子の目の前に現れた青年・和也は、「時の流れ」に落ちて、2030年の未来から来た人だった。父親が戦争中に中国人を殺したという体験談に傷つく木綿子に、和也は言う――「君に責任はないよ、まだ」。時の流れを探し続ける和也と出会い、やがて「あたしは、殺さない」と決意する木綿子を描くタイムファンタジー。
著者情報
中村真里子
1955年静岡県生まれ。作品に『三日間の幽霊』(1992年、文溪堂)他。日本児童文学者協会会員。

文学のピースウォーク 金色の流れの中で
定価1,980円
(本体1,800円)
2016年6月
今日マチ子
東京都生まれ。東京芸術大学美術学部、セツ・モードセミナー卒業。作品に『百人一首ノート』(2016年、KADOKAWA)、『猫嬢ムーム』(2016年、講談社)、『ぱらいそ』(2015年)、『cocoon』(2010年、ともに秋田書店)、『ニンフ』(2015年、太田出版)、『いちご戦争』(2014年、河出書房新社)他。

文学のピースウォーク 金色の流れの中で
定価1,980円
(本体1,800円)
2016年6月