
個人の尊重に基づいた国のしくみを定めるのが憲法の役割!
日本国憲法ってなに?4 人権を守るための国のしくみ①【国民主権・三権分立・国会】
伊藤真=著
定価3,300円 (本体3,000円)
- 出版年月
- 2017年4月
- ISBNコード
- 978-4-406-06085-1
- 仕様
- 8332/ A4変型判上製/ 32P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
個人の尊重に基づき人権保障を目的とする憲法には、それを実現する手段として様々な統治のしくみが定められています。日本国憲法は、見せかけだけの立憲主義だった大日本帝国憲法を根本から変革し、立憲主義を強化するしくみを整備しました。そのうち「国民主権」「三権分立」「国会」について、条文に則して豊富な図版やイラストでわかりやすく解説します。
目次や構成
【対応する教科書の単元】
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- 〈社会〉
- 「わたしたちのくらしと日本国憲法」
- 「憲法と政治のしくみ」六年生
- 「民主主義と日本国憲法」
- 「基本的人権の尊重」
- 「法の支配を支えるしくみ」
- 「国の政治のしくみ」
- 「地方自治と私たち」中学校公民 など
著者情報
伊藤真
1958年東京生まれ。伊藤塾塾長・弁護士・法学館法律事務所所長・法学館憲法研究所所長。東京大学在学中に司法試験に合格。95年「伊藤塾」を開設し、市民のために働く法律家の育成を目指す。一方で「憲法を知ってしまった者の責任」から、日本国憲法の伝道師として講演、執筆活動を精力的に行う。『高校生からわかる日本国憲法』(トランスビュー)、『憲法の力』(集英社新書)、『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書)、『なりたくない人のための裁判員入門』(幻冬舎新書)、『夢をかなえる勉強法』(サンマーク出版)、『続ける力』(幻冬舎新書)など著書多数。