
「生きた化石」として日本人には馴染みのあるシーラカンス。でも、どのように生きているのかとなると、知っている人はあまりいません。謎が多い生き物なのです。ところが、簡単に見つかるはずもないこの特別な魚に、生きたまま会えたのが、著者の岩田さん! 次から次へと降りかかる困難を乗り越えたこの物語から、いっぱいの勇気が湧いてきます。
著者情報
岩田雅光
アクアマリンふくしまシーラカンス研究所統括学芸員。1966年生まれ。北海道大学水産学部水産増殖学科卒業。日本で最初にシーラカンスの標本を展示した、よみうりランド海水水族館に勤務し、その後、福島県に移りアクアマリンふくしまの設立準備に参加する。2000年アクアマリンふくしま開館時よりグリーンアイプロジェクトのメンバーとしてシーラカンス調査研究に携わる。シーラカンス生息地調査ではROVオペレーター兼計画調整役として参加。著書に『シーラカンスの謎:陸上生物の遺伝子を持つ魚』(共著、2014年、誠文堂新光社)

生きているシーラカンスに会いたい!
定価1,650円
(本体1,500円)
2019年6月