わんくんは、どこへ行くのかな？
しゅっぱーつ
きむらゆういち=さく エムナマエ=え
定価1,100円（本体1,000円）
- 出版年月
- 2020年4月
- ISBNコード
- 978-4-406-06403-3
- 仕様
- 8793／ B5変型上／ 28P
- 読者対象
- 幼児
- 小学校低学年
船に乗ってちゃぷちゃぷ進むと、雨がぽつぽつ降ってきて、船はどんぶらどんぶら…。いろんな乗り物を乗りついで、わんくんはどこへ行くのかな？ リズミカルな言葉に合わせて、ぜひ絵本を動かしてみてください。最後まで絵を描き続けた盲目の画家・エムナマエさんとベストセラー作家・きむらゆういちさんの友情が紡いだ絵本です。
著者情報
きむらゆういち
1948年生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のブレーンなどを経て、現在、絵本、童話、戯曲、コミックの原作など広く活躍。『あらしのよるに』（講談社）で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞。2005年東宝で映画化。『オオカミのおうさま』（偕成社）で日本絵本賞受賞。他作品に『あかちゃんのあそびえほんシリーズ』（偕成社）など、著作は国内で680冊以上。海外で250冊以上。ゆうゆう絵本講座、絵本通信講座主宰。東京純心大学客員教授。
しゅっぱーつ
定価1,100円
（本体1,000円）
2020年4月
エムナマエ
1948年生まれ。慶應義塾大学法学部在学中にイラストレーターとしてデビューし、絵本作家として活躍。35歳で失明宣告を受け、37歳で完全失明し人工透析を開始。余命5年と言われながら、70歳まで現役で活躍した全盲の絵本作家。失明後、一度は絵を描くことを諦め作家に転身したが、看護を受けていた看護師との出会い・結婚をきっかけに再び絵を描き始める。その後、画家・作家としてだけでなく、アメリカ最大の子ども服メーカーに社外アーティストとしてむかえられるなど、さらに活躍の幅を広げた。2019年3月、看護師の妻に看取られ死去。享年70。
しゅっぱーつ
定価1,100円
（本体1,000円）
2020年4月
