
ひょんなことから「武将隊」の足軽になった直紀のひと夏
エイ・エイ・オー! ぼくが足軽だった夏
佐々木ひとみ=作 浮雲宇一=絵
かつて仙台藩お抱えの大工だった直紀のご先祖。じいちゃんちには、伊達政宗が朝鮮から持ち帰ったというりっぱな藤の木があった。その藤棚の下に人がいた。人っていうか、武士? 武将? 三日月の飾りがついた兜、漆黒の鎧の上に黒い陣羽織をはおっている。「奥州・仙台おもてなし集団 杜乃武将隊」の伊達政宗様だった――。
著者情報
佐々木ひとみ
茨城県生まれ。宮城県在住。『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞(映画「ゆずの葉ゆれて」原作)、『ぼくんちの震災日 記』(新日本出版社)で児童ペン賞童話賞受賞。作品に「みちのく妖怪ツアー」シリーズ(共著・新日本出版社)、『兄ちゃんは戦国武将!』(くもん 出版)、『ストーリーで楽しむ伝記 伊達政宗』(岩崎書店)、『七夕の月』(ポプラ社)等。日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会会員。

エイ・エイ・オー! ぼくが足軽だった夏
定価1,650円
(本体1,500円)
2024年6月
浮雲宇一

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