
借金地獄にならないための危機管理はこれだ!
お金の危機管理(リスクマネジメント) 多重債務に近寄らないための基礎知識
黒澤計男=著 高木宏行=著 西田美樹=著
定価1,870円(本体1,700円)
- 出版年月
- 2004年10月
- ISBNコード
- 978-4-406-03112-7
- 仕様
- 0036/ 四六判並製/ 267P
- タグ
- 芸術・生活 生活・健康・女性・青年
テレビCMで日々誘惑してくるサラ金、返済困難になるとヤクザ口調で取り立てるヤミ金、オレオレ詐欺や架空請求など、金銭トラブルの危険は向こうから近づいてくる。庶民が借金地獄に落ちてゆく事例から、多重債務に近寄らないための心得を、専門弁護士が豊富な知識を生かし教授!
目次や構成
[目次]
- 本書の利用の仕方
- ガイダンス
- 基礎知識編
- 第1講 サラ金とそのなかまたち
- いろいろな貸金業者
- 消費者向け無担保小口金融
- 《1》サラ金(消費者金融業者)
- 《2》信販会社がおこなう消費者向け小口融資
- 《3》質屋
- 《4》銀行の消費者向け小口融資
- 《5》ヤミ金
- 《6》事業者向け金融業者
{用語解説1:金銭消費貸借契約}
- 第2講 サラ金の利益の源泉
- 公然とおこなわれるサラ金の違法金利
- 調達金利との差
{用語解説2:貸し出し限度額}
- 第3講 縁を切ることの重要性
- サラ金を利用してほんとに大丈夫なのか
- 「信用」によって貸し付けたことの結果
- 出資法と貸金業法の成立=サラ金パニックの情景
- サラ金の宣伝から見えてくるもの
- こんな事例が今でもある
{用語解説3:リボルビング方式}
- 第4講 ヤミ金
- ヤミ金概説
- ヤミ金の「事業」展開
- ヤミ金に対する包囲網
臨時休講 金銭感覚ってナンデスカ
- 第5講 パーソナルリスクマネジメント
- はじめに
- キャッシングという言葉が使われる理由
- キャッシング(借金)には利息がつく
- 本質を見抜こう
- 考える方法(マネジメント)
- 第1講 サラ金とそのなかまたち
- 対処のための糸口編
- 第6講 生活の崩壊
- 実際の取引履歴の紹介=返済可能領域はどこまでか
- 借り入れの悪循環
- 越えてはならない領域へ
- 「ショッピング枠をお金にできます!」という誘い
- ローンの悪用
- 暗躍する整理屋等
- 第7講 対処方針を考える
- 崖っぷちからの生還
- 方針決定のための前提作業
- 対処方針の決定
- まとめ
特別講義 過払い金の取り戻しと貸金業界との攻防
- 払いすぎたものは取り戻せる!
- 過払い金の取り戻しをめぐる攻防
- 過払い金を返さなくて済む?
- まとめ
- 第8講 返済のための示談・調停
- 示談で処理するということ
- 示談までのやりとり
- 調停手続きの利用
- 第9講 「個人再生」という対処の方法
- 負債の一部をカットして返済する
- 小規模個人再生
- 給与所得者等再生
- 住宅ローン特別条項付きの個人再生
- 手続きの流れ
- 再生手続きが有効に機能する条件
- 第10講 「自己破産」という対処の方法
- 返済しない(できない)方向での問題解決
- 破産のメリット
- 破産のデメリット
- 手続きの流れ
- 第11講 「再生」「破産・免責」とはいったい何なのか
- モラルの問題ではないということ
- 必要なことは経済生活の再建
- 加えて考えるに
- 第12講 再びリスクマネジメント
- 法的手続きを執った後に
- 借りてはいけない
- 法的手続きを執った人のリスク要因
- 預貯金を作る必要性
- 第6講 生活の崩壊
- 終わりに
著者情報
黒澤計男
キーストーン法律事務所所属弁護士

お金の危機管理(リスクマネジメント) 多重債務に近寄らないための基礎知識
定価1,870円
(本体1,700円)
2004年10月
高木宏行
キーストーン法律事務所所属弁護士

お金の危機管理(リスクマネジメント) 多重債務に近寄らないための基礎知識
定価1,870円
(本体1,700円)
2004年10月
西田美樹
東京パブリック法律事務所所属弁護士

お金の危機管理(リスクマネジメント) 多重債務に近寄らないための基礎知識
定価1,870円
(本体1,700円)
2004年10月