
第二次大戦末期、秘密裏に進められた「大本営」移転計画。予定地・長野県松代町に掘られた延べ10キロ余の巨大地下壕は、いまも見る者を圧倒する。それは天皇・軍部の生き残りの砦だった。――戦争の無謀さを赤裸々に伝える貴重な史跡を、写真とともにやさしく案内する書。さあ一緒に、平和の旅に出かけましょう。
目次や構成
〔目次〕
- 1 これだけは知っておこう 松代大本営とは
- 戦争と大本営
- 昭和天皇と松代大本営
- 2 象山地下壕へ
- 松代駅から象山地下壕(恵明寺口)まで歩く
- 象山地下壕に入る
- 3 朝鮮人労働者飯場跡を訪ねる
- 4 舞鶴山地下壕へ
- 5 皆神山地下壕へ
- 6 松代の町 探訪
- 歴史の街・松代
- 松代町をグルッとまわる
- 7 もう少し足をのばして
- 8 松代大本営の保存のために
- 松代大本営年表
- 9 松代便利帳
- 旅のモデルコース
- 交通
- お宿
- お土産
- お食事
- 博物館
- 道路案内
- 保存運動をご一緒に
- あとがき
著者情報
松代大本営の保存をすすめる会
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定価1,430円
(本体1,300円)
2006年7月