
快適な住まいとコミュニティづくりのために
マンションで犬や猫と上手に暮らす
金巻とも子=著
マンションで犬や猫と暮らすのは難しい? そんなことはありません。大切なのは、住性能を生かした小さな工夫と住人同士のコミュニケーション! 話題のペット用設備には、思わぬ落とし穴もあるので要注意……。「動物との暮し」をテーマに活躍中の一級建築士の著者が、犬や猫との快適な住まい方をアドバイス。
目次や構成
〔目次〕
- 第1章 ペットの社会性 人との関わり
- 集い暮らすということ
- 撫でることの効果 /ほか
- 第2章 地域やマンションという小さな社会
- トラブルは単なる認識不足から
- 昔と今の飼育常識の変化 /ほか
- 第3章 マンションの中のペット
- 「管理規約」という“法律”
- マンションの三大トラブル /ほか
- 第4章 システムをつくろう
- 管理組合は機能していますか?
- 「飼い主の会」をつくろう
- 簡単で守りやすいルールづくりを /ほか
- 第5章 「飼い主の会」の活動いろいろ
- 苦情や相談があった場合の取り組み方
- 災害時に安全に避難するために /ほか
- 第6章 モラルとマナー
- 集合住宅は最高の「社会化」学習の環境
- 猫にしつけができますか? /ほか
- 第7章 ペット共用設備って何?
- ・グルーミングルーム(ペット洗い場)
- ・汚物流し
- ・ペット表示付エレベーター
- ・コミュニケーションルーム /ほか
- 第8章 住まいの工夫
- トイレは通気の最終ポイントに
- 逃走防止のために
- 騒音対策をする /ほか
- 第9章 家族選び、住まい選び
- どんなタイプが自分に向いているの?
- 望ましい建物構造と間取り
- 中古物件のチェック項目 /ほか
- 第10章 よくあるトラブルQ&A
著者情報
金巻とも子
一級建築士。金巻・こくぼ空間工房主宰。家庭動物住環境研究家。シックハウスアドバイザー。1988年から10年間大手建設会社で集合住宅を中心に企画設計・施工管理などを担当。1998年に現事務所設立。設計業務のほか、動物との暮らしをテーマにした建築コーディネーターとして活動。家庭動物に関するさまざまな問題に、住まいの観点からアドバイスできるよう務めている。集合住宅での飼育問題では、獣医師会や市民会議等に協力。ヒトと動物の関係学会会員。ペット法学会会員、日本住環境医学研究会会員。

マンションで犬や猫と上手に暮らす
定価1,540円
(本体1,400円)
2007年1月