
いま日本は、戦争をする国・格差と貧困の社会を許してしまうかどうか、岐路に立っています。いまこそ羅針盤が必要です。侵略戦争の反省に立った九条、人間らしい生活を目指す二五条など、平和・人権・民主主義の憲法の基本精神をしっかり学習したい。そのための最適の学習書。最近の憲法状況についての解説(川村俊夫)を付して刊行
目次や構成
新装刊行にあたって 川村俊夫
- 第1部 法の基礎を考える
- 第2部 近代憲法と現代憲法
- 第3部 基本的人権とは何か
- 第4部 平和の基礎
- 第5部 岐路に立った日本国憲法
- 第6部 日本国憲法と21世紀
著者情報
渡辺洋三
1921年生まれ。東京大学名誉教授。法社会学、憲法、民法。『法とは何か』『戦後日本の民主主義』など著書多数。2006年死去。

日本国憲法の精神
定価1,980円
(本体1,800円)
2007年11月