
東京大空襲の話にこんな語り口があったとは――
実録噺「東京大空襲夜話」
柳家さん八=作
1945年3月10日未明、米軍機の爆撃によって10万人もの命が奪われた東京大空襲。火の中を逃げ延びた家族の体験をもとに創作した落語が話題になっている。滑稽噺(こっけいばなし)の名手柳家さん八が切り開いた話芸の新境地とは、そのオチはいかに。平和への思い、小さん師匠から継承した芸の話などを語るインタビューも収録。早乙女勝元さん推薦。
著者情報
柳家さん八
1944年東京都江戸川区平井生まれ。社団法人落語家協会所属の噺家(落語家)。66年、5代目柳家小さんに入門、81年に真打ち昇進、国立演芸場新人花形落語会(秋期)金賞を受賞。現在、社団法人落語家協会監事。

実録噺「東京大空襲夜話」
定価1,540円
(本体1,400円)
2009年3月