
気づかなくても私たちに身近な存在となったフランチャイズ(FC)。コンビニをはじめ、あまり知られていないそのしくみや実像を、おそらく日本で最も詳しい著者が明らかにします。「買い物難民」問題の打開や地域経済活性化へ可能性もはらむFCが国民生活と地域に真に役立つ存在となるために――展望を語った書き下ろし。
目次や構成
- 第1章 くらしの中のコンビニ、フランチャイズ
- ―こんなに身近で大きいとは
- 第2章 フランチャイズの不安定さと打開の道
- ―オーナーも悩ましい
- 第3章 国民のくらしに役立つFC産業へ
- ―私たちの会のことと提案
著者情報
植田忠義
1941年三重県生まれ。全国FC加盟店協会事務局長。証券会社、大手スーパー、商社などに勤務。飲食業など自営の経験も経て、全国商工団体連合会に勤務。1995年、「コンビニ・FC加盟店全国協議会」(全国FC加盟店協会の前身)発足に参加。著作に『「激変の時代」のコンビニ・フランチャイズ』(花伝社)など。

フランチャイズは地域を元気にできるか 誰も書かなかったその役割と課題
定価1,540円
(本体1,400円)
2011年4月