
今年、結成50周年を迎える日本宗教者平和協議会(宗平協)は、信仰・宗派の違いをこえて、一貫して核兵器廃絶、反戦・平和運動に取り組み、国際的な宗教者との連帯を図ってきた。結成当初からその中心的役割を担ってきた著者の、波瀾万丈の半生、平和運動、政治と宗教、教団問題などに関する主要論文を精選し収録。
目次や構成
〔目次〕
- 第1部 宗教者平和運動の歩み
- 第2部 宗派・信仰の相違をこえて
- 第3部 平和の旅ーーベトナム、カンボジア、アメリカ
- 第4部 政治と宗教
- 第5部 教団問題・部落問題
著者情報
鈴木徹衆
1931年神奈川県小田原市の真宗大谷派正恩寺に生まれる。47年に東京都葛飾区の大谷派乗願寺に転籍。57年住職就任。50年頃より仏教徒平和運動に参加、62年日本宗教者平和協議会の結成とともに事務局に。その後、事務局長、理事長、アジア仏教徒平和会議副会長などを歴任。現在、日本宗教者平和協議会代表委員。

信仰・宗派の違いをこえて 宗教者平和運動の歩みと課題
定価2,640円
(本体2,400円)
2012年10月