
「日米同盟の強化」をうたいTPP参加を政府に求めた経団連。なぜ自ら経済主権を売り渡す道へと突き進むのか――。本書は、かくも卑屈な日本の態勢がどのようにつくられてきたのかを大戦直後にさかのぼり追跡する。農業、金融、原発、雇用の各分野にみる“属国経済”の実態と仕組みを浮き彫りにし、日本政府と財界が真に果たすべき責任を問う。
目次や構成
【目次】
- 第1章 経済主権の“売り渡し”ーーTPP・原発・雇用
- 第2章 日本の財界とアメリカ
- 第3章 日本農業ーー際限ない「自由化」圧力
- 第4章 金融自由化、超低金利政策へのレール
- 第5章 「干渉」の制度化
著者情報
しんぶん赤旗経済部

亡国の経済 日本の財界とアメリカ
定価1,320円
(本体1,200円)
2013年7月