
三ノ輪橋から早稲田まで、庶民の足として愛されつづける都電。今から半世紀前、都電は都内を縦横無尽に走っていました。日劇前を、古書店街を、上野駅ガード下を――懐かしい風景のあれこれを都電とともに描いた色紙画52点。神田に生まれ、東京の移り変わりを見守ってきた著者が、名残を惜しむように描く「昭和」です。
著者情報
うゑださと士
1948年東京生まれ。神田祭、昭和30年代の子どもの遊び、縁日、風景など、 400点近くを色紙に水彩で描く。2009年日本漫画家協会特別賞受賞。著書に『画集 下町のガキ大将!』(2012年、愛育社)がある。

昭和を走ったチンチン電車
定価2,200円
(本体2,000円)
2014年2月