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2013年春、しばき隊をはじめカウンター行動に立ち上がった市民が、新大久保の排外主義的ヘイト・デモに楔を打ち込んだ。国連人種差別撤廃委員会勧告を無視し、差別政策を続ける日本政府、排外主義発言を垂れ流す政治家らにヘイト・スピーチ問題の淵源を捉え、法規制をめぐる諸問題にも言及しながら、市民力による克服を展望する。カウンターを実践する法律家による意欲作!
目次や構成
【目次】
- 第1章 2013年、新大久保にて
- 第2章 ヘイト・スピーチの深層にあるもの
- 第3章 ヘイト・スピーチは法で規制できるか
- 第4章 ヘイト・スピーチ規制をめぐる近時の情勢と私たちのとるべき態度
- 第5章 最後は市民の力
- 第6章 人びとの良心の輪に未来を託して
著者情報
神原元
1967年神奈川県生まれ。2000年弁護士登録。自由法曹団常任幹事。著書に『NOヘイト!――出版の製造者責任を考える』(共著、2014年、ころから)。
![ヘイト・スピーチに抗する人びと](/images/5800/R/978-4-406-05861-2W.jpg)
ヘイト・スピーチに抗する人びと
定価1,760円
(本体1,600円)
2014年12月