
正しい理解で前向き対応! 大好評の赤旗日曜版連載が待望の単行本化
最初に知っておきたい認知症
杉山孝博=著
私たち一人ひとりの問題になってきている認知症。介護をする家族は認知症の人の思わぬ言動に、心身ともに翻弄されることもしばしば。でも、その言動にはかならず原因や理由があります。認知症をよく理解するための「9大法則」や、そこから導かれる前向きな対処法で、認知症の人も介護者もおたがいに不安やストレスを軽減! 要点をわかりやすくコンパクトにまとめたハンドブックです。
著者情報
杉山孝博
川崎幸クリニック院長。公益社団法人認知症の人と家族の会の全国本部副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問。公益社団法人さわやか福祉財団評議員。1947年愛知県生まれ。東京大学医学部付属病院で内科研修後、患者・家族とともにつくる地域医療に取り組もうと考え、1975年川崎幸病院に内科医として勤務。以来、内科診療と在宅医療に取り組む。1987年より川崎幸病院副院長に就任。1998年9月川崎幸病院の外来部門を独立させて川崎幸クリニックが設立され、院長に就任、現在に至る。主著に『イラストでわかる高齢者のからだと病気』(中央法規出版、2013年)、『認知症・アルツハイマー病――早期発見と介護のポイント』(PHP研究所、2011年)、『介護職・家族のためのターミナルケア入門』(雲母書房、2009年)など、また監修者としても『認知症サポート――目で見てわかるはじめての介護』(学研教育出版、2014年)、『認知症の人の不可解な行動がわかる本』(講談社、2014年)、『よくわかる認知症ケア――介護が楽になる知恵と工夫』(主婦の友社、2012年)など多数。

最初に知っておきたい認知症
定価880円
(本体800円)
2015年5月