
島ぐるみでたたかう理由、復帰前の貴重な写真も!
戦場が見える島・沖縄 50年間の取材から
嬉野京子=著
「米軍基地はいらない」――様々な妨害にも屈せず、党派を超え、新基地建設やオスプレイ配備に抵抗する沖縄。そこにある現実と人々の思いを、アメリカ施政下の時代から半世紀にわたって見つめてきた女性写真家が語った。世界に衝撃を与えたスクープ写真、日本復帰前・後の人々の生活やたたかいをとらえた写真の数々も収録。
目次や構成
目 次 第1章 米軍占領下の沖縄で 5 1 六〇年代の沖縄と日本 6 2 あの写真を撮った時のこと 16 3 基地と基地の合間に沖縄がある 31 4 米軍に拘束された時のこと 58 第2章 「祖国復帰」の前と後 93 1 復帰への流れと背景 93 2 戦争の記憶を伝えるということ 101 3 変わらない米軍基地と安保の現実 114 第3章 再び「島ぐるみ」となったうねり 119 1 転換点となった一九九五年の出来事 121 2 アレン・ネルソンとの出会い 133 3 抵抗のスパイラル 141 あとがき 157
著者情報
嬉野京子
報道写真家。デザイン事務所勤務。1940年東京都出身。著書に『沖縄100万の叫び――嬉野京子写真集』(1968年、新日本出版社)など。

戦場が見える島・沖縄 50年間の取材から
定価1,760円
(本体1,600円)
2015年9月