
3月が近づくと、私たちの多くは「東日本大震災から何年」と思いを馳せ、復興を期待・想像する。だが、被災した人々のそれぞれに、それぞれの状況がある。「あれから何年」「被災地復興」という言葉ではとらえきれない、その【毎日】の現実を見つめ直すことで、震災とは何か、この国には何が足りないかも見えてくる写真集。
著者情報
岩波友紀
1977年長野県生まれ。2001年からフォトジャーナリストとして活動を始め、アジア、中東、バルカン半島などで取材。03年から全国紙のスタッフフォトグラファーとして東京、仙台、大阪、福島を拠点に活動。コニカフォトプレミオ、prix de la Photographie Paris銀賞、Critical Mass Top 50など受賞。

1500日 震災からの日々
定価3,080円
(本体2,800円)
2016年2月