
過労死と落語。「水と油」の取り合わせに見える「過労死落語」には、理不尽に亡くなっていく人の悲しさと、その死への怒りが込められてはいても、なぜか温かい。その温かさがなぜ生まれるのかを生き生きと描き出した新聞記者・松井宏員氏(夕刊編集長)の「毎日新聞」連載と、急逝した落語家・桂福車師匠の演目を再現して収録する。落語がもつ文化力が際立つ書。
著者情報
桂福車
1961年、大阪市生まれ。落語家。2018年死去。

過労死落語を知ってますか
定価1,430円
(本体1,300円)
2018年11月
松井宏員
1964年、和歌山県生まれ。毎日新聞記者。著書に『ハシズム!──橋下維新を「当選会見」から読み解く』(共著、2012年、第三書館)がある。

過労死落語を知ってますか
定価1,430円
(本体1,300円)
2018年11月