真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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経済の基礎知識から、現代資本主義に現れた色々な新現象を平易に説く。

やさしい 日本と世界の経済の話

熊野剛雄=著

定価2,310円(本体2,100円)

出版年月
2019年10月
ISBNコード
978-4-406-06363-0
仕様
0033/ 四六判上製/ 288P
タグ
社会    経済一般   
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経済学の本と聞くと、「グローバライゼーション」などやたらカタ仮名ばかり並んだ言葉が出てくるうえ、厄介な図表でウンザリということも多いはず。ところが、この本は違います。複雑で絡み合った現象についても、その事実を鮮明に映し出して説明するだけでなく、なぜそういう動きや現れが起きるのかの道行きを、スパッと、具体的に、分かり易く解き明かします。

目次や構成

    はじめに
  • I  基礎知識
  •  1   資本主義経済とは?
  •  2   資本主義経済の特徴
  •  3   資本の価値増殖運動を図式化する
  •  4   資本の運動の絡み合い
  •  5   資本主義は永遠に続くのか?
  •  6   社会主義について
  • Ⅱ  現代の資本主義経済
  •  1   資本主義は変わったか?
  •  2   産業構造の変化
  •  3   サービス化
  •  4   グローバライゼーション
  •  5   労働者の抵抗と資本主義の妥協
  •  6   資本の反撃―新自由主義とマネタリズム
  •  7   新自由主義政権が現実化して実行したこと
  •  8   金融化⑴―金融と金融機構の説明
  •  9   金融化⑵―現代の資本の市場の形成
  • 10   金融化⑶―ファンドの世界とその構造 短期金融市場の成長と証券化、新しい金融恐慌
  • 11   金融化⑷―株式市場の変質
  • 12   補論 日本経済に於ける財政と金融の一体化

著者情報

熊野剛雄

1926年、広島県尾道市生まれ。1951年東京大学経済学部卒業。同年大学院中退。角丸証券(現・みずほ証券)調査部長、日本証券経済研究所主任研究員、同理事を経て専修大学教授、同経営研究所長、証券経済学会代表理事などを歴任。日本学術会議会員、専修大学名誉教授。主な著書には『銀行と証券』(講談社現代新書)、『株式の話』(東洋経済新報社)など。このほかに、ペンネーム:大槻久志で『金融恐慌とビッグバン』『やさしい日本経済の話』『金融課の災い』(いずれも新日本出版社)がある。

やさしい 日本と世界の経済の話

やさしい 日本と世界の経済の話

定価2,310円
(本体2,100円)

2019年10月