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「韓国併合」110年。歴史を学び、日韓の未来を考える

朝鮮半島を日本が領土とした時代

糟谷憲一=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2020年8月
ISBNコード
978-4-406-06494-1
仕様
0020/ 四六判並/ 232P
タグ
芸術・生活    記録・回想・エッセイ   
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日本が朝鮮を植民地とした「韓国併合」から110年。1945年の日本の敗戦で朝鮮は解放されたが、元日本軍「慰安婦」、強制連行・徴用工の戦後補償問題が未解決のままである。私たちが知らされていない、日本の領土とされた時代に何があったのか。その歴史を、朝鮮の開国から解放と南北分断までを視野に学ぶ。

目次や構成

目次

  • 第一部  朝鮮の開国・開化と日本の朝鮮侵略政策
    • 第一章  一九世紀半ばの朝鮮
    •   1  朝鮮王朝後期の政治と社会
    •   2  朝鮮王朝後期の対外関係
    • 第二章  朝鮮の開国・開化と日本
    •   1  大院君政権の時代
    •   2  閔氏政権の成立と開国
    •   3  開化政策への転換と政局の激動
    •   4  日清戦争と朝鮮
    •   5  甲午改革後の朝鮮
    • 第三章  朝鮮の植民地化
    •   1  日露戦争と朝鮮
    •   2  保護国支配から「韓国併合」へ
    •   
  • 第二部  植民地支配下の朝鮮
    • 第四章  武断政治と三・一独立運動
    •   1  武断政治の時代
    •   2  三・一独立運動
    • 第五章  「文化政治」から農村振興運動へ
    •   1  「文化政治」への転換
    •   2  産米増殖計画と「工業化」政策
    •   3  民族運動・社会運動の展開
    •   4  農村振興運動
    •   5  「満洲事変」と朝鮮
    •   6  一九三〇年代の民族運動・社会運動
    • 第六章  皇国臣民化政策下の朝鮮
    •   1  皇国臣民化政策の展開
    •   2  戦時動員体制の構築と強化
    •   3  戦時下の抵抗と対日協力
    • 第七章  植民地からの解放と植民地支配清算の課題
    •   1  解放後の朝鮮半島と日本との関係
    •   2  日本が負う植民地支配清算の課題
    •   

参考文献

年表

あとがき

著者情報

糟谷憲一

1949年生まれ。東京大学卒。一橋大学名誉教授。専門は朝鮮史で朝鮮史研究会会長、歴史科学協議会代表理事など歴任。著書に『朝鮮の近代』(1996年)、『朝鮮史〈世界各国史2〉』(共著、2000年)、 『朝鮮現代史』(共著、2016年、いずれも山川出版社)など。

朝鮮半島を日本が領土とした時代

朝鮮半島を日本が領土とした時代

定価1,980円
(本体1,800円)

2020年8月