
3・11福島第一原発事故から11年。12市町村の約14万7000人が避難を強制され、今も多くの困難を抱えながら懸命に生活をしている。福島県民の痛苦に満ちた体験、怒りや嘆きの声に、「赤旗」記者として耳を傾けて、10年にわたって聞き取ってきた。二度と同じ過ちを繰り返させないために語り継ぐ歴史に刻む証言。
著者情報
菅野尚夫
1947年福島市生まれ。73年赤旗編集局に入局。グリコ森永事件、ホームレス問題などの報道に携わる。2012年から「しんぶん赤旗」で「福島に生きる」の連載を担当し、10年間福島にこだわり報道してきた。21年9月退職。共著『原発ゼロへ 福島に生きる』(2015年、しんぶん赤旗社会部)

福島に生きる 頭上げ屈せず10年 被害者の証言
定価1,760円
(本体1,600円)
2022年3月