
「見えない恐怖」をどう体験しどう向き合ったか
資本主義の告発者とパンデミック マルクス、エンゲルスの足跡から
坂本茂男=著
19世紀のコレラ・パンデミック。当時「世界の工場」とも言われたイギリスでその悲惨に直面したマルクスとエンゲルスは、貧困にあえぐ労働者に深刻な犠牲が出ていることを現場から調査・告発。それを資本主義のしくみの解明にも生かしました。今の世界を捉える上でも参考になるその歩みを、現地調査も含めて追った労作です。
著者情報
坂本茂男
1961年埼玉県生まれ。日本共産党中央委員会勤務員(青年・学生委員会)。1985年東京学芸大学卒業、87年千葉大学大学院教育学研究科修士課程修了。同年から党の職員となり97年から現職。

資本主義の告発者とパンデミック マルクス、エンゲルスの足跡から
定価1,760円
(本体1,600円)
2023年8月