
昨今、バラエティやドラマまで自衛隊を宣伝し、その軍備を賞賛するテレビ番組が増えている。そういう番組には「防衛省全面協力」などとクレジットが入るが、そんな番組づくりで大丈夫なのか? 防衛省の思惑は? 公共性が求められる本来のあり方に即した過去の例も紹介しながら、元テレビマンが番組ごとに一刀両断!
著者情報
加藤久晴
1937年生まれ。早稲田大学文学部卒業。メディア総合研究所研究員。日本テレビ、東海大学文学部(教授)などで勤務し現職。著書に『原発テレビの荒野』(大月書店、2012年)、『映画のなかのメディア』(同前、2002年)、『新・傷だらけの百名山』(リベルタ出版、2000年)など。日本テレビでは「NNNドキュメント」「ユーラシアシルクロード」「われら弁護士」「田英夫リポート」などを制作。

異様!テレビの自衛隊迎合 元テレビマンの覚書
定価1,980円
(本体1,800円)
2024年5月